大蔵の屋根の陥没を見るたびに、胸が痛みました。「坂本家住宅を守る会」世話人会では、保存するか、諦めるか、時間をかけて議論しました。そして最終的に「こんな大きな蔵は、ほかにはもう残っていない。残そう!屋根の陥没がこれ以上進まないよう、緊急の仮設工事をしよう」と決めました。
4月に入ってから、足場を設置するなどの準備を整え、いよいよ工事が始まりました。工事開始から3週間ほどで、トタン板で覆う仮設工事がほぼ完了しました。写真は、現在の様子です。
最近、雨が降ったり、止んだりを繰り返しています。雨が降るたびに、この大蔵の屋根の陥没が頭に思い浮かびました。大丈夫だろうか・・・。でも、これでまずは一安心です。崩壊の危機は免れたと言えるでしょう。もちろん、これからも補修工事は続きます。今後、補修計画を立てて、着実に作業を進めたいと思います。
一番気になっていた大蔵の緊急補修工事が終わりました。もちろん、今後保存し、何らかの形で活用していきます。次は、江戸後期に建てられた主屋の雨漏り防止対策です。現在も雨漏りが起きています。クラウドファンディングで皆様からのご支援を受け、優先的に雨漏り防止工事を実施したいと思います。
皆様の応援が力になります。どうぞよろしくお願いいたします。

