定例の世話人会を開催。大蔵の瓦礫の状況確認。

 坂本家住宅を守る会では、毎月1回、定例の世話人会を開催しています。先日、9月30日(水)に第29回の世話人会がありました。クラウドファンディングが終了し、リターンの送付も完了しました。あとは、リターンの一部になっている3回の特別見学会を予定しています。

 現在、建築班では、大蔵の測量調査を進めています。大蔵は、今回の「国の登録有形文化財」(7月17日、国の文化審議会が文科大臣に坂本家住宅を国の登録有形文化財にすることを答申。冬には正式決定の運び)の登録対象にはなっていませんが、県下を見渡しても、これほど大きな蔵は残っておらず、非常に貴重です。まずは、今回のクラファンの支援金を活用して、屋根の陥没部分の補修工事をしました。今後は、建物の測量調査に加え、残存している歴史資料の調査・整理を進めていくことになります。世話人会の後に、大蔵の現在の状況を全員で確認しました(写真)。屋根の破損により、落下した葺き土や瓦が材木とともに積もった状態になっています。少し先になりますが、春にはこれらを撤去するためのワークショップを開催する予定です。葺き土を含め、歴史的資料として貴重なもの、今後の保存・再生に必要なものは、大切に残しておきたいと思っています。

 今も雨漏りが発生したり、傷んだ壁が崩落したりしています。何より大きな課題は、それらを補修するための資金の確保です。これからも地域の皆様の理解と協力を得ながら、「坂本家住宅再生プロジェクト」を進めてまいります。